オフィス移転・新設の配線工事これだけ!電気・電話・LAN・スピーカーの必須4種
- 2023/06/23
- 2023/06/23

目次
はじめに
先日、「移転後に電話がつながらなくて、初日から業務がストップしてしまった」というご相談をいただきました。
こういったケース、実はよくあるんです。
オフィスや事務所を新設・移転するとき、真っ先に手配すべき配線工事があります。
電気・電話・LAN・スピーカーの4つです。
この4つは、仕事を始めるためのインフラそのもの。
この記事では、電気と電話の資格を持つ「配線プロ」が、各工事のポイントをわかりやすく解説します。
間違いのないオフィス・事務所の移転・新設を実現できるよう、ぜひチェックしていってください。
オフィス移転で揃えたい最重要インフラ4つ
「そもそも、何を準備すればいいの?」という方にまず知ってほしいのがここです。
この4つが最重要と言われる理由は、どれか1つでも欠けると、業態によっては通常業務に支障が出るからです。

- 電気:パソコンや照明など、あらゆる機器の電源として必要です
- 電話:外線の受発信だけでなく、社内の内線通話にも必要です
- LAN:有線LAN・無線Wi-Fiを含む、社内ネットワーク全般に必要です
- スピーカー:工場では社員の呼び出し、オフィス・店舗ではBGMに必要です
この4つが揃って初めて、業務をスタートできます。
電気工事|オフィスのコンセント問題を解決
「コンセントが足りない…」という声は、オフィス入居後によく聞きます。
一般的な賃貸オフィスでは、最初からコンセントの数が少ないことがほとんどなんです。
そのため、入居後にフロアコンセントを増設する電気工事が必要になります。
使用するケーブルは「VVFケーブル」といい、加工には「電気工事士」の資格が必要です。
資格のある業者に依頼することになります。

電話工事|ビジネスホンでオフィスの電話環境を整える
オフィスの固定電話として一般的に使われているのが、ビジネスホンです。
外線の受発信から社内の内線通話まで、オフィスの電話環境をまとめて整えられます。
使用するケーブルは「ボタン電話ケーブル」で、取り扱いには「工事担任者」の資格が必要です。
ケーブル配線から機器の設定まで、電話工事の業者に依頼するのが一般的です。

LAN工事|有線・無線のネットワーク環境を構築する
インターネット接続や社内ネットワークの構築には、有線LANの配線工事が必要です。
「うちは無線だから大丈夫」と思っていても、アクセスポイントの設置に有線LANが必要になるケースがほとんどです。
使用するケーブルは「LANケーブル」で、現在は1Gbpsに対応した「Cat6」が主流です。
LANケーブルの配線に資格は必要ありません。

スピーカー工事|BGMから呼び出しまで対応できる
スピーカー工事は、用途によって活躍する場面が変わります。
店舗ではBGMや場内放送、工場では大きな機械音の中でも聞こえる社員呼び出しに使われます。
最近はストリーミング音楽の普及も後押しして、オフィスでBGMを導入する事例が増えています。
使用するケーブルは「スピーカーケーブル」や「EAケーブル」で、資格は必要ありません。

強電・弱電の違いが業者選びのカギになる
4つの配線工事は、大きく2つの分野に分かれています。

- 強電分野:電気工事(VVFケーブル、電圧100V)
- 弱電分野:電話・LAN・スピーカー工事
強電分野のVVFケーブルには100Vの電気が流れており、誤った扱いは感電事故につながるため、資格が必要です。
弱電分野も電気は流れていますが、電圧が低く重大な事故にはなりにくい特性があります。
この違いから、弱電工事は1人の職人が複数分野を担当できます。
ただし、電気工事まで兼業できる業者はほとんどいません。
そのため、4つをまとめて依頼しようとしても断られ、バラバラに手配せざるを得ないケースが多いのが実情です。
窓口が分かれると説明を何度も繰り返す手間が生まれ、スケジュール調整が煩雑になり、費用が割高になることもあります。
業界では珍しい存在で、相談は無料です。
まとめて依頼できると説明の手間が省けて費用も安くなりやすいので、ぜひ一度ご相談してみてください。
まとめ
電気・電話・LAN・スピーカーは、オフィス・店舗・工場どこでも欠かせない基本インフラです。
時代とともにより便利な設備・システムが登場しているので、移転・新設はインフラを見直す絶好のタイミングです。
この4つを早めに手配しておけば、入居後のトラブルをグッと減らせます。
ぜひ今回の内容を参考に、準備を進めてみてください。






早めに手配を進めておくと安心ですよ。