NTTαA1の電源を切る前に確認!シャットダウンの正しいやり方

先日、「電話の主装置って、コンセント抜いて切ってもいいですよね?」というご相談をいただきました。 実はαA1の主装置、構造がほぼPCと同じなんです。 だから、電源の切り方もPCと同じように注意が必要なんです。

NTTαA1ってどんな機種?

NTTαA1は、NTTが販売する「次世代ビジネスホン」です。
ひかり電話の直収とIP電話機の接続を、両方「標準装備」した初めての機種として登場しました。

主装置はデスクトップPC本体、電話機はそのディスプレイのような関係です。
つまり、αA1の主装置は「ほぼPC」といえる構造になっているんです。

「電源を切るだけ」が危ない理由

「ほぼPC」の構造である以上、電源の切り方もPCと同じように注意が必要です。
正しいシャットダウン操作をしないと、データや設定が破損するリスクがあります。

実際に、正しいシャットダウン操作をしなかったことによるデータ破損事故が発生しています。
「電源を切るだけだから大丈夫だろう」というのは、αA1では通用しないんです。

やってはいけないNGな電源の切り方

具体的に、どんな切り方がNGなのかを確認しておきましょう。
次の操作はすべてNGです(Powerランプが緑点灯している状態からの操作)。


いずれの場合も、Powerランプが数十秒赤く点滅した後に消灯します。

NGな切り方をすると設定データが全部消える?

正しくない切り方をした場合、次回起動時に正常に動作しないことがあります。
最もよくあるのが、設定データが初期値に戻り、工事で入力したデータがすべて消えてしまうケースです。

この場合、配線プロが再訪問してデータを再投入する必要があります。
費用も時間もかかりますし、それまでの間は業務に大きな支障が出ます。

当店でも「電源を切ったらおかしくなった」というご連絡をいただくことがあります。ほとんどのケースで、設定データが初期値に戻っている状態です。

NTTαA1の正しい電源の切り方(シャットダウン手順)

手順はシンプルです。この順番で行えば大丈夫です。


PCに慣れている方は「電源ボタン長押し=強制終了」というイメージがあるかもしれません。
αA1の場合はこの長押しがメーカー推奨の正しい切り方なので、覚えておきましょう。

【画像挿入おすすめポイント】
NTTαA1主装置の電源ボタンと背面スイッチの位置がわかる写真

NTTαA1の正しい電源の入れ方

電源を正しく入れる手順も確認しておきましょう。


Powerランプが緑点灯すれば、電話機も正常に使えるようになります。

停電対策にはUPSの導入が有効

停電が起きたときも、αA1は正しいシャットダウン操作をしないとデータが壊れるリスクがあります。
そこで役立つのが、UPS(無停電電源装置)です。

UPSはバッテリー内蔵の電源装置で、停電が起きても一時的に電力を供給し続けてくれます。
その間にシャットダウン操作を行えるので、突然の停電によるデータ破損を防ぐことができます。

停電が多い環境や、αA1のデータ保護を万全にしたい場合は、導入を検討してみる価値があります。

まとめ

NTTαA1はとても優秀な機種ですが、「PCに近い構造」という点だけは頭に入れておいてください。
電源の切り方さえ正しくできれば、データ破損のリスクはしっかり防げます。

停電が心配な環境であれば、UPSの導入もぜひ選択肢のひとつとして考えてみてください。
難しく考えすぎず、まずは手順を一度確認するところから始めてみてもらえればと思います。