【LAN】クロスケーブルとストレートケーブルの違いとは?
- 2022/01/12
- 2022/01/12

はじめに
「LANケーブル、つなげたのに通信できない…」
そんなとき、実は原因がケーブルの種類だったというケースがあるんです。
LANケーブルには「ストレートケーブル」と「クロスケーブル」があります。
仕組みや性能はどう違うのか、どのような場合に利用するのかを解説します。
ストレートとクロスは線の並べ方が違うんです
ストレートケーブルとクロスケーブルは、線の並べ方が違います。
データを受信用と送信用のピンの配置が逆になっているんです。
線の並べ方が違うだけで、それ以外の材質や形状は全く同じです。
クロスケーブルが必要になるのはどんな時?
PCとPCを直接、LANケーブルでつないでデータ通信をしたい場合はどのケーブルが良いでしょうか?
ストレートケーブルはPCとPCを直接つなぐことができません。
一方、クロスケーブルはPCとPCを直接つなぐことができます。
ストレートケーブルでPCとPCをつなぎたい場合は、間にルーターやHUBなどのネットワーク機器を挟む必要があります。
具体的には、以下のような機器・ケーブルの接続流れです。
- HUBを挟む場合:PC→ストレートケーブル→HUB→ストレートケーブル→PC
- ルーターを挟む場合:PC→ストレートケーブル→ルーター→ストレートケーブル→PC
- ルーターとHUBを使う場合:PC→ストレートケーブル→HUB→ストレートケーブル→ルーター→ストレートケーブル→HUB→ストレートケーブル→PC
- クロスケーブルで直接つなぐ場合:PC→クロスケーブル→PC
自動判別機能の登場で接続ミスが大幅に減少
「ケーブルの種類を間違えるとつながらない」というのが、昔は結構あるあるだったんです。
現在ではHUBやルーターなどのネットワーク機器は、ケーブルの種類を自動的に判別する「自動判別機能付き」が主流です。
自動判別機能は「オートMDI/MDI-X」とも呼ばれています。
自動判別機能付き機器を利用する場合の組み合わせは、以下のようになります。
使える
- PCとPCを直接、クロスケーブルで使う→使える
- HUBを利用する、クロスケーブルで使う→使える
- HUBを利用する、ストレートケーブルで使う→使える
- PCとPCを直接、ストレートケーブルで使う→原則使えない(※ただし、PC側に自動判別機能がある場合は使える)
接続ミスが大幅に減少するのは、とても便利ですね。
配色を見ればわかる!ストレートとクロスの見分け方
使う材料等はすべて同じであるため見た目は似ていますが、見分けることは可能です。
LANケーブル両端のコネクタ部分を、同じ向きで揃えて配色を比較してみましょう。
両端とも同じ配色で並んでいれば「ストレートケーブル」です。
配色が異なっていれば「クロスケーブル」となります。
見分けるコツは、両端の抜け止めの爪を前面か背面、どちらかに揃えることです。
向きを統一しないと結果が逆になってしまうので注意してください。
色は2本ずつでワンセットになっており、まだら・べたの2種類の染まり方で同じ色を使っています。
これが4セット並ぶことになります。
【画像挿入おすすめポイント】ストレートとクロスの配色比較イメージ
まとめ
現在はLANケーブルのほとんどがストレートケーブルとなっています。
ただし、すべてをストレートケーブルで賄えるわけではありません。
古い機種や特殊な機器を使う場合、本来クロスケーブルが必要な場面でストレートケーブルを使ってしまい、つながらないということが起こりうる可能性はあります。
通信がつながらないというのは戸惑うものですが、そのような場合はケーブルの種類に着目してみるのもよいかもしれません。






古い機器を使う場合だけ少し注意が必要です。